上顎のみ+欠損スペースを利用しての矯正 ⑮
スタート当初の写真で分かる通り、本来は骨と歯茎がある場所が、歯が重なってしまっていることでスペースが潰され、前歯2本を並べることでそこに空間が出来てしまった結果です。
時間の経過とともに少しは隙間はふさがってくると思うのですが、成長が終了してしまうと(10代ならまだ歯茎の回復も見込めます)、なかなか完全にふさがることは難しいため、ある程度の対応が必要になります。
ただまだもう少し並べる必要があるため、今回もワイヤーサイズを太くしています。
ワイヤーも十分太く出来たので2ヶ月ほど時間をおいて、噛み合わせのチェックと前歯の隙間を確認していきます。