抜歯スペースを使った部分矯正 その壱 ②

抜歯スペースを使った部分矯正 その壱 ②

抜歯スペースを使った部分矯正 その壱 ②

ゴムで引っ張ってから5週間ほど経ちました。

(前回の治療内容はこちら。

 

その間に一回だけゴムの交換を行っています。

 

本来はワイヤーを入れて動きをコントロールしながら動かすのが基本になるのですが、

咬み合せが深くて器具を着けづらい+動かす量が少なく、方向もズレる可能性が低いと考え、両サイドからゴムだけを掛けることで移動を行っています。

抜歯スペースを使った部分矯正 その壱 ②

5週間前の写真と比べると上手く④番目の歯が後ろに引っ張られてくれているのが分かります。

 

今回は、移動予定の④番目の歯が根っこを治療した後の仮歯の状態だったため、咬む面をツルツルにすることで咬み合せの引っ掛かりをなくし、移動しやすくしています。

(④番目の歯では噛めない状態=咬むチカラは矯正での移動には邪魔になるため動きやすい)

 

次は同じように③番目の歯を後ろにスライドさせて、②番目の歯の横にスペースが来るように動かしていきます。

本来なら次回前歯に器具をつけていくのですが、時期的にお正月とかぶってしまうので、動きと相談しつつ治療内容を決めていきます。

 

 

 

  • 次回の来院予定はまた1ヶ月後です。