口唇口蓋裂経験談

口唇口蓋裂経験談

さて、どんな言葉で書き出したらいいのか物凄く迷う内容なのですが、口蓋裂=先天性の異常 であり、「三つ口」などと呼ばれ昔はおろか今でも堕胎の対象になるところもあるそうです。

 

とはいえ、オペありきではありますが日常生活には基本問題なく、見た目に明らかに分かるほどの傷跡が残るわけでもなく、現に僕自身は大学入って手術を受けるまでイマイチ現状が分かっていませんでしたし、それを指摘されることもありませんでした。

 

親としては思うところはあったようで、成長と共に唇も引っ張られていくので冗談交じりに唇の再形成術を勧められたりもしましたが、実際口腔外科で研修している時でさえ言わないと気づかれなかった程度でした。

(今の教授だけは即指摘してきましたけど、笑)

出生時の話は記憶にない部分なので曖昧なのですが、京都の亀岡市で生まれた後、本来は生まれる2ヶ月前に出来た実家(静岡県富士市)に戻る予定だったのですが、おそらくそれが難しくなって実家から離れた場所でマンションを借りたみたいです。

 

その後体重増加を待ち、唇の裂傷を治すオペを当時有名だった東海大学医学部にて手術したそうです。

(たぶんその前にもう一つオペがあったと思うんですけどそこは聞いたことないです。)

 

オペが終わり、銀座で買い物して帰っている時に赤ちゃんのモデル?にスカウトされたらしくその時に母親は「この人はまったく気づかないんだ」と思ったそうです。

 

オペが終わり~のくだりは成人するまで聞かされなかったですけど、笑

 

 

口唇口蓋裂経験談

ちょうどオペ直後の1才の誕生日の写真です。

昔の写真なので画像が粗いですが、今よりむしろ綺麗な口のカタチです。

(よく見ると鼻とかが傷入ってるんですが、ただコケた直後なだけです、笑)

 

その後は持ち前のノー天気さも相まって、何一つ気になることなく大学生まで生きていくんですけど、思えば右上前歯の顎は鼻の穴の下まで裂けてたし、右の鼻の穴はほぼほぼ塞がっているし、2番目の歯はそのせいで顎の上の方に生えてて抜いてしまったし、自分だけ矯正治療をゴリ押しされたり、と我ながら自分への関心のなさにびっくりです、笑

 

後日聞いた話だと、大学病院で同じ患児を持つ親同士その後も連絡を取っていたらしく、なかには色々大変な方々もいらっしゃったそうです。

 

幸い、劣等感ではなく「人とは違う」という特別感に酔える自信に溢れた子供だったので、そういうことにもならず平穏に日々を過ごしていました。

 

その性格のせいで別の意味で周りの人に色々とご迷惑をかけていますけど。

 

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